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2014年12月03日
Posted by 屋台ブルー at 2014年12月03日00:00 Comment(0)

Swiftで遊ぼう! - 145 - Xcode6 - 3

Swiftで遊ぼう! - 145 - Xcode6 - 3さて、Main.storyboardを扱っていくけど、これはユーザーインターフェイスの開発に関係するところだ。Swiftで開発できる環境はiOS8ということになる。じゃあiOS環境が動く機種を考えるとiPhone4s以降ということになる。iPadを含めるといくつかのサイズを考えなければならない。

さて皆さんもご存じのようにiPhone4s以降に使用されているスクリーンはレチナディスプレイと呼ばれる高精細なディスプレイが採用されているから次のテーブルをみてください。
Swiftで遊ぼう! - 145 - Xcode6 - 3


物理サイズは本当に画面を構成しているピクセル数を表しているものだけど、アプリケーション開発に関わるサイズはソフトサイズだ。ほとんどのケースで物理サイズを半分にしていることが分かるだろう(スケーリング値が「2」)。iPhone 6 Plusだけスケーリング値が「3」になっている。このスケーリング値があるので開発にあたりそれほど心配する必要がない。ただ、ビットマップイメージを扱う時だけ注意が必要になる。というのもビットマップイメージはスケーリングしない状態が1番クオリティが高く。スケーリングが入るとぼやけたイメージになるからだ。まあ、これはビットマップイメージを扱う時に心配しよう。

もう少し、注意深くこのテーブルをみてみると分かることがある。例えばiPhone 6の物理サイズをみてみよう。「750 × 1334」をちょうど半分にすると「375 × 667」になり、これが綺麗にソフトサイズになっている。しかし、iPhone 6 Plusをみてくれ。物理サイズが「1080 × 1920」の1/3は「360 × 640」になり、本来のソフトサイズ「414 × 736」に足りていない!iPhone 6 Plusに採用しているディスプレイは高精細が足りていないということですね。そのためアプリケーションの扱いは、「414 × 736」の3倍のサイズ「1242 × 2208」を仮想画面として作りだしてから、「1080 × 1920」にスケールダウンする手間をかけているということになる。なんか実行速度に影響を与えそうですね。今後iPhone 6 Plusのラインが売れて継続されるのであれば、次期モデルは本当にスケーリング値3である「1242 × 2208」ディスプレイが利用されるのだろう。

まあどちらにしてもアプリケーション開発に心配することはないということ。今日はここまで。


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